『史記』を読む-項羽本紀13-籍独り心に愧ぢざらんや(新米国語教師の昔取った杵柄104)
垓下を約800騎で脱出した項羽は、漢軍の5000騎追跡され、20数騎まで数を減らして烏江(うこう)という河の畔までやって来る。 ここを越えたらもう江東である。かつて会稽の郡守殷通を殺して兵を挙げたところだ。[書き下し文] 是(ここ)に於(おい)て項王乃(すなわ)ち東(ひが
『史記』を読む-項羽本紀12-虞や虞や若を奈何せん(新米国語教師の昔取った杵柄103)
[書き下し文] 項王則ち夜起(た)ちて、帳中(ちょうちゅう)に飲(いん)す。美人有り、名は虞(ぐ)、常に幸せられて従う。駿馬(しゅんめ)の名は騅(すい)、常に之(これ)に騎(き)す。是(ここ)にて項王乃ち悲歌忼慨(ひかこうがい)し、自ら詩を為(つく)りて曰く、「力は、山を抜き、
小さな頃から来てくれてたKっちゃん、いよいよこの春から社会人として都会に行ってしまいます!Kっちゃん、体に気をつけて仕事頑張ってね!かげながら応援してます(^…
『史記』を読む-項羽本紀11-四面楚歌(新米国語教師の昔取った杵柄102)
遂に天下二分の和睦が結ばれた。 最初の形勢からするならば信じがたいことである。 和約は鴻溝を境として東を楚、西を漢とするものであった。鴻溝は黄河と淮河を結び南北に走る運河である。 項羽が約に従って東に帰ろうとしたとき、突如として漢軍が背後から襲い掛かる
「地域生活(街) 九州ブログ」 カテゴリー一覧(参加人数順)