竹取物語を読む6-龍の首の玉-(新米国語教師の昔取った杵柄16)
さて、作者が当時の読者から、「何か似たような話ばかりだね…」と云われたのか、はたまた「リングにこけろ(仮名)」や「禁肉マン(仮名)」のように技のインフレーションが起こったのか、かぐや姫の婿取り譚も残り二人になって急に危険度が高くなる。 次は龍の首の玉を取っ
竹取物語を読む5-火鼠の皮衣(新米国語教師の昔取った杵柄15)
「後3人…」と、「ボルボ13(仮名)」のようなことを呟いてみる。 数多いるかぐや姫の求婚者のうち、主に身分と財力でエントリーされた5人のうち既に2人が脱落した。 次は阿部御主人(あべのみうし)である。 この人は先の二人のような皇族ではないが、なにせ右大臣である。
竹取物語を読む4-蓬莱の玉の枝(新米国語教師の昔取った杵柄14)
「石つくりの皇子」がぶつぶつ云いながら退場した後は、「くらもちの皇子」の登場である。 姫が皇子に課したのは「蓬莱の玉の枝を持ってくること」である。 蓬莱というのは日本から見て西側の大陸にある理想郷である。 ただし、大陸の人たちから見れば東の涯にある理
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